アップサイクル・キルトの制作販売、オーダーメード・キルトの受注を行う「クルルキルル」(高鍋町北高鍋)がオープンして1カ月がたった。
ECサイトで購入可能なアップサイクル・キルト「まるるきるる」(写真提供=クルルキルル)
8月1日にオープンした同店のコンセプトは、「持続可能なものづくり」。廃棄布に新たな付加価値を持たせたアップサイクル・キルトを製作しており、店の名前は「暮らしのキルト」に韻を踏んでいるという。
店主の前田円さんは「コンテスト用や壁に飾るための『よそいきのキルト』ではなく、生活に使える『普段着のキルト』を作りたい。子どもが保育園に行き始めて1カ月たち、徐々に自分の時間が取れるようになってきたので、少しずつ製作を進めている」と話す。
古着を使ったキルト作品は全て一点物。「材料の関係上、染み、傷などが出てしまうが、ダメージをも受容できる技術とブランド力を付けるべく精進したい」と前田さん。製作したクッションやキルトマットなどはECサイトから購入できる。
前田さんは「キルトのキット販売やワークショップなども検討中。クルルキルルを通じて多くの人に『暮らしのキルト』に興味を持ってもらえたら」と話す。
連絡・問い合わせはインスタグラムとECサイトから受け付ける。