![店長の渡辺浩希さん](https://images.keizai.biz/miyazaki_keizai/headline/1617695361_photo.jpg)
日南市で取れたカツオをメインに提供する飲食店「日南酒処(さけどころ)かつを専門店」(日南市岩崎3、TEL 0987-67-0007)が2月27日、オープンした。
近海カツオ一本釣り漁業で日本一の漁獲量を誇る日南市。2月19日には「日南かつお一本釣り漁業」が日本農業遺産にも登録された。店主の渡辺さんは「地元の漁師たちが先頭に立ってカツオを水揚げする姿を見て、日南のカツオをもっと打ち出していきたいと思いオープンした」と話す。
地元の老舗旅館の料理人も腕を振るう。メニューは、「かつをのタタキ」(大=1,000円)、「かつをのレアカツ」(700円)、カツオの漬けをご飯の上にのせてだし汁をかけて食べる「かつを飯」(500円)など。タタキは、地元の農家からもらったわらを使ってバーナーで一つ一つ表面を焼き、食べ方はポン酢と岩塩の2種類で楽しめる。
渡辺さんは「地元のカツオを市外や県外の人に食べてもらいたいのはもちろんだが、同世代でがんばっている漁師や協力してくださる全ての方に感謝し、その思いを形にして地元を盛り上げていきたい。大人から子どもまで楽しんでいただけるよう、お客さまに寄り添った経営を心掛けたい」と話す。
営業時間は17時30分~23時。月曜定休。