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宮崎のパン専門店「イチパン」が移転3周年 新作含め常時60種を用意

新作5種、(画像左から)おいもレーズン、いちごのドーナツ、バルサミコフレーズ、デニッシュピッツア、パストラミとルッコラのサンド

新作5種、(画像左から)おいもレーズン、いちごのドーナツ、バルサミコフレーズ、デニッシュピッツア、パストラミとルッコラのサンド

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 宮崎のパン専門店「Ichi pain(イチパン)」(宮崎市大字田吉山内、TEL 0985-59-7222)が1月11日、移転オープン3周年を迎えた。

手作りお菓子コーナー

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 代表の市野瀬泰義さんは、パン職に携わり26年になる。17年前、加納エリアに市野瀬さんの名前から名付けた「Ichi pain(イチパン)」を初出店し、その後市内のスーパーマーケットと大淀エリアで営業していたが、3年前に2つの店をまとめて、築70年の古民家で同店を始めた。専門店でしか買えないパン作りを心がけ、粉の配合や発酵時間を変えながら、丁寧に60種のパンを作る。お薦めの「バゲット」(230円)は、一晩熟成させるオーバーナイト製法で、外はカリッと中はしっとりとした食感に仕上げる。

 市野瀬さんは「お客さまを飽きさせないようにしたい。いつ来店しても食べたことがないパンが並んでいると楽しいと思うので、常に新作を提供している。評判によってはメニューからすぐ外してしまうものもある」と話す。

 現在は、レーズンパン生地に、サツマイモとあんこを入れた「おいもレーズン」、ドーナツの生地にイチゴを練り込み、ドライストロベリーを入れた「いちごのドーナツ」、ピザ生地デニッシュの「デニッシュピッツア」(以上180円)、「バルサミコフレーズ」(250円)、「パストラミとルッコラのサンド」(380円)などがある。土曜には数量限定で、シナモンを効かせたフランス生地に、内側にレーズンと生クリームを使った「グランレザン」(918円)を販売。ほか、お菓子コーナーでは、バゲットで作った「パン屋さんのかりんとう」(250円)、「ガーリックチップス」(200円)、スコットランドの伝統菓子「石臼挽き粉のショートブレッド」(120円)なども用意する。

 市野瀬さんは「17年前からの常連のお客さまも訪れてくださっており、赤ちゃんは17歳、当時小学生だった子は社会人になっていて、長く店をやっているんだと実感する。これからも、地域の人に愛され、喜ばれる町のパン屋さんでありたい」と話す。

 営業時間は8時~18時(売り切れ次第終了)。水曜、第1・第3日曜定休。

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