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新富町の大福店「みどりとすずめ」、サツマイモ使った2種類の新作大福

「彩り芋大福」と「しあわせの蜜芋大福」

「彩り芋大福」と「しあわせの蜜芋大福」

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 お茶農家「豊緑園もりもっ茶」が手掛ける大福専門店「みどりとすずめ」(新富町大字日置、TEL 0982-32-1285)が現在、季節商品の「秋のお芋大福」2種類を販売している。

左から日本茶インストラクターの佐藤陽子さん、取締役・商品開発部の森本亜矢さん、チーフの神林幸さん、スタッフの入江有沙さん

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 11月14日に発売した第1弾の「彩り芋大福」(2個=400円、5個=1,000円)は、有機栽培の抹茶と串間市大束産のサツマイモで作る抹茶あんと、小林市の梶並農園の「ムラサキマサリ」など3種類の色鮮やかなサツマイモを餅で包んだもの。来年1月ごろまでの販売予定。商品開発担当でチーフの神林幸さんは「材料はてんさい糖など体によいといわれるものを使いオーガニックにこだわった。目に優しい色合いと、イモを感じられる味のバランスに気を配った」と話す。

 23日に発売した第2弾の「しあわせの蜜芋大福」(2個=360円、5個=900円)は、糖蜜に漬けた甘い大束産のイモと大粒の小豆の粒あんを餅で包み、ほうじ茶きな粉をまぶしたもの。郷土菓子の「ねりくり」や「いきなり団子」など地元でなじみのある味を大福で表現した。

 毎朝店でつく餅には石川県の「六星」の白山もち米を使う。取締役で商品開発部の森本亜矢さんは「六星さんとはこれまでも抹茶で『もりもっ茶餅』を作ってもらっていたご縁があり、私が新潟出身で北陸のコシのある餅で大福を作りたかったという思いもあり、この餅に行き着いた」と話す。

 同店ではほかにも、満月の日に摘む「満月茶」(2ピース=180円、箱=1,000円)を使った大福を満月の日にのみ販売。半発酵茶「青く香る番茶」、ウンカという虫がかむことで香りが立つ「うんか茶」(以上2ピース=180円)、有機緑茶にヨモギやかんきつなどを合わせた入浴茶「ほっこり茶の湯」(各種580円)など、宮崎の素材とお茶を使う商品もそろえる。

 営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休。

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