宮崎白浜キャンプ場(宮崎市折生迫、TEL 0985-65-2020)が現在、「キャンプ場で読みたくなる本」の寄贈を受け付けている。
今年4月から「南九州プロジェクト」(宮崎市)が管理している同施設。現在、敷地内の使っていない建物を「海辺の図書館」として今年7月のオープンを目指し改修している。図書館は「365通りの海を見に行こう」をコンセプトに、一面ガラス張りの窓から海が見渡せる景観を生かし、内装や本棚は従業員が手作りする。
同施設では現在、開館に向け図書館に置く「キャンプ場で読みたくなる本」の寄贈を受け付けている。ジャンルは問わない。スタッフの仁田千夏さんは「図書館には室内型テントやハンモックを置く。屋外のパームツリーの間にもハンモックをつるすので、読書を楽しんでほしい。寄贈者には『お礼』も用意している」と話す。
図書館の利用は、当面は宿泊者のみを予定する。スタッフの三浦恭子さんは「今後は地元の人が講師となるワークショップなども開催したい。キャンプ場に訪れたグループや家族が好きなように時間を過ごせる場所にできれば」と話す。
営業時間は9時~18時。