地元素材でデザインしたオンライン会議・飲み会用バーチャル背景画像の無料配布を4月16日、宮崎県小林市が運営する「てなんど小林プロジェクト」が始めた。
「てなんど小林プロジェクト」は、同市の魅力をさまざまな視点や方法で発信するプロジェクト。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン会議、オンライン飲み会が推奨される中「自宅の様子を写したくない」などの理由でバーチャル背景画像を活用するユーザーが増えている点に着目し、同市の風景や方言などを紹介するバーチャル背景画像を作成した。
ホームページで公開されている画像は、JPGデータ23点。市民公募の個性あふれる写真で制作した「西諸(にしもろ)弁ポスター」を組み合わせたものや特産和牛肉、過去5回「星空の美しいまち日本一」に選ばれた星空の画像などがダウンロードできる。ページ内では、西諸弁で使用時の注意事項なども記載し、ユーモアのあるページとなっている。
地方創生課吉丸典宏さんは「新型コロナウイルスの影響で外出が自粛されているため、全国的にオンラインでの交流が広がっている。色々なシーンに応じて楽しんでいただきたい」と話す。
画像はZoomなどのオンライン会議用アプリで使うことができるが、ダウンロードした画像の加工・改変、再配布は許可していない。「使用するアプリに合わせて画像サイズの変更やトリミングなどの調整は許可しているが、あくまでも個人使用の範囲内で楽しんでほしい」とも。
問い合わせは小林市地方創生課プロモーショングループ(TEL 0984-23-1148)まで。