JR南郷駅(日南市南郷町東町)の愛称を「ライオンズ南郷駅」にするプロジェクトに取り組む地元高校生グループ「BCLプロジェクト」が現在、後継メンバーを募集している。
例年埼玉西武ライオンズがキャンプを張ることで知られる日南市。同グループは今年2月、南郷駅を球団のチームカラー「レジェンドブルー」に塗り替えるプロジェクトに取り組んだ。「BCLプロジェクト」は、「Blue・City・Leo」の頭文字をとったもので、日南市立南郷中学校出身の高校生4人が地域活性化を目的に結成。プロジェクト実現の過程で、クラウドファンディングを通じ資金を調達したり、地元企業などに協賛を呼び掛けたりし、約570万円の資金を調達して駅舎の「レジェンドブルー」塗り替えを実現した。
プロジェクトメンバー4人は卒業後、進学や就職で日南市外へ出て行く事が決まっており、同プロジェクトを次世代につなぐため、現在後継メンバーを募集している。
応募条件は、宮崎県日南市在住の中学生・高校生。プロジェクト代表を務める日南振徳高校3年生の岩崎礼生(れお)さんは「積極的に取り組み、南郷を盛り上げる気持ちがある人や新しいことにチャレンジしたい人にぜひ応募してほしい」と話す。
問い合わせは日南市役所商工・マーケティング課(TEL 0987-31-1169)で受け付ける。3月31日まで。