宮崎市の焼き菓子店「ベイクドケーキママン」(宮崎市霧島2、TEL 0985-38-5571)がオープンして1カ月を迎えた。
8月26日にオープンした同店。店主の前山樹里さんは「以前からアパートの一室を工房として使っていて、そこで焼いたお菓子をイベント出店や、雑貨屋さんに卸すなどして販売していた。たくさんの人に買いに来ていただけるようになり、ようやく店をオープンすることになった」と話す。
店のコンセプトは「ママの焼いた笑顔になるお菓子」。妊娠中の人や子育て中の女性のリピーターも多いという。「焼き菓子を作り始めた始めたきっかけは、自分の子どもたちが安心して食べられるお菓子を作ってあげたいと思ったから」と前山さん。
店頭には、希少な強力粉「はるゆたか」を100%使った「シナモンロール」(280円)や、「ブルーベリーマフィン」(320円)、「フィナンシェ」(180円)や「スノーボール」(240円)などの焼き菓子が並ぶ。
前山さんは「体に負担をかけない素材を厳選しており、ウィートやきび砂糖、てん菜糖、北海道産バターなど、常に新鮮なものを使うことにこだわり、材料は少量ずつ仕入れている」と話す。「コンビニでも気軽にスイーツが買えるようになったが、お客さまに『ここに来ると癒やされる』と言っていただけるのがうれしい。これからも訪れる方がほっとできる場所にしたい」と話す。
営業時間は11時~16時(売り切れ次第終了)。水曜・日曜定休。