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宮崎・シティエフエム都城「冗談ファクトリー」が1周年 市民パーソナリティーも募集

市民パーソナリティーの大浦大輔さん

市民パーソナリティーの大浦大輔さん

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 宮崎県都城市の「シティエフエム都城」(都城市中町1、TEL 0986-46-3434)で放送中のラジオ番組「冗談ファクトリー」が、放送開始から1周年を迎える。

師匠である柱大黒(写真右)と大浦(柱)大輔さん

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 アマチュア落語家としても活動する大浦大輔さんが市民パーソナリティーとして盛り上げる同番組。市民パーソナリティーの制度は、シティエフエム都城とケーブルテレビ放送を担うBTV(都城市中町)が、昨年7月に合併したことをきっかけに「ラジオ好きな市民に情報を発信してもらい、街を盛り上げたい」と設置した。

 市民パーソナリティーの番組として最初にスタートしたのは、昨年9月に始まり、現在も毎週土曜15時から放送している「エンタメボイス」。大浦さんの「冗談ファクトリー」は、第2号の番組として昨年10月に始まった。毎週水曜18時から50分の番組として放送している。大浦さんは「番組名の『ファクトリー』は、英語で工場という意味。1956(昭和31)年に放送作家の三木鶏郎(みき・とりろう)さんが手掛けていた『冗談工房』からインスピレーションを得た。『冗談ファクトリー』は、私が落語家という視点から、世の中の出来事を面白おかしく変換する工場のような番組となっている」と話す。

 大浦さんは、落語家の柱大黒さん率いる古典落語同好会どしろう党で「柱大輔」の名で活動し、今年で10周年を迎える。番組では「身の周りにあったあんなこと、こんなこと」「街歩き」「落語話やひとり大喜利」など、独自の視点から笑いを誘う。

 大浦さんは「広島でも聴いてくださっている人がいると聞き、番組の反響に感動している。これからも番組を通して、都城をどんどん面白い街にしていきたい」と話す。

 現在、シティエフエム都城には7つの番組に11人の市民パーソナリティーが出演しており、引き続き参加者を募集中。応募者の居住地は問わず、シティエフエム都城に週に1回来局できる人を募集している。市民パーソナリティーに採用された際には、話をしながら機械操作をするワンマンDJスタイルの研修を無料で受講でき、パイロット版の番組を作ってから独自番組を開設する。

 BTVのFM制作部の田口裕樹さんは「番組を聴いて刺激を受け『私もやってみたい』と、ミキシングの練習に来てくださる方も多くいらっしゃる。ラジオ好きな方にぜひ参加してほしい。学生の『わけもんパーソナリティー』も募集しているので、この機会にラジオに興味を持ってもらいたい」と、話す。

 番組のリクエストはFAX(0986-46-6060)かメール(info@cityfm764.com)、郵便で受け付ける。アプリやホームページからもメッセージを送ることができる。

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