宮崎県日南市の地域資源を活用して事業を行うローカルベンチャーと地域おこし協力隊の事業報告会が7月23日、油津商店街内の「創客創人センター」(日南市岩崎3)で開催される。
主催は日南市ローカルベンチャー事務局(日南市吾田)。共催にKDDI、協力にスタートアップ都市推進協議会が入る。
登壇者はイチゴやきくらげの生産・販売を行うCdeFの渡邉泰典社長や、同市の地域おこし協力隊で土壌コンサルを行う神原哲士さんら12人。1人5分のピッチを行い、審査員からフィードバックを受ける。高得点の企業には東京往復航空券や、KDDIが運営する地方創生ファンドからの出資も検討される。
同市ローカルベンチャーコーディネーターの田鹿倫基さんは「日南市は若い起業家、チャレンジャーが多く集まるが、40歳以上の登壇者もいる。若者かどうかは年齢ではなく、『新しいことに挑戦する気持ち』『変化を受け入れようとするマインド』で決まると思う」と話す。
審査員を務める同市ローカルベンチャープロデューサーの土屋有さんは「日南は新しい挑戦を地域ぐるみで応援する雰囲気がある街。これまでの常識にとらわれないビジネスが生まれる可能性を秘めていると思う」と話す。
開催時間は18時30分~21時。申し込みはフェイスブックイベントページで受け付ける。