宮崎空港(宮崎市赤江)に現在、巨大なプレゼントボックスが突如現れ、SNSで話題を呼んでいる。
空港内では2020年のオリンピックに向けたエレベーターの増改築工事を行っている
今月に入り、同空港では施設内のエレベーター増改築工事のための囲いをプレゼントボックスに見立て、リボンで装飾した。その斬新なアイデアに、SNSでは「面白い」と話題になった。
発案者は業務部業務課・石尾麻貴子さん。空港内の広場で行うイベント企画も担当している。「工事の囲いで大きくスペースを取ってしまうと、お客さまや出展者の方にも迷惑をかけてしまう。何かみんながハッピーになるような工夫はできないかと考え、クリスマスラッピングを思いついた」と石尾さん。
周囲から反対の声は出ずトントン拍子に企画は進行し、決まったはいいがどうすればラッピングのように装飾できるのか分からなかった」とも。ほかの職員や企画展の作家の知恵を借りて材料を買うところから始め、外注はせずにすべて手作りした。
ギフトボックスのふたのように見える部分は元は広告を下げるための金具の出っ張りで、11月まではゴルフコンペの広告などが設置されていたという。
「いろいろな偶然、たくさんの人の協力があって実現した企画。みんなが胸をときめかせる季節にお客さまに少しでも喜んでいただければうれしい」と石尾さん。「来月はどうするの?」と期待する声も上がっているという。
12月25日まで。