トークショー「おしえて先輩!」が12月22日、宮崎県の都城市立図書館(都城市中町、TEL 0986-22-0239)で開催される。
第1回は、企画発起人でもあるステレオテニスさんがゲスト先輩に
自分の「好き」を仕事にしている人たちの話を聞こうと、都城市出身のグラフィックアーティストでクリエーターのステレオテニスさんと同館が共同で企画した。第2回のゲストは版画家の黒木周さんで、聞き手をステレオテニスさんが務める。
黒木さんは都城出身の版画家。多摩美術大学絵画科卒業後、1992~95年に同大学版画科副手を務めた。ファブリックを貼った板を使った版画・クロスグラフという独自の技法で作品を制作しており、2002年からは故郷都城市に拠点を移し、SHU ARTS LABO、S.A.L galleryを主宰している。ハワイ大学美術館(アメリカ)、多摩美術大学美術館(東京)、フランス国立図書館(フランス/パリ)にも作品が収蔵されるなど、幅広く活動している。
黒木さんは「人前で自分の経験を話すことはこれまでほとんどなかった。正直不安もあるが、たくさんの人に来てほしい。図書館で開催するということで、これまでに影響を受けた本も紹介する予定。自分の経験が誰かの役に立つとうれしい」と話す。
同企画では今後も、宮崎県近隣、全国からさまざまな「ゲスト先輩」を迎える予定。生い立ちやこれまでの人生経験について直接聞くことで、どこに住み、どのように働き、生きていくのかを考える。
開催時間は17時30分~19時30分。入場無料。