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宮崎・日南に観光イチゴ農園 52時間でクラウドファンディング達成

起案者の渡邉泰典さんと妻の茜さん

起案者の渡邉泰典さんと妻の茜さん

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 宮崎県日南市北郷町で現在、2020年に観光イチゴ農園「日南ベリーパーク」をオープンするための資金をクラウドファンディング「FAAVO」で募っている。起案者は東京の大学を中退して同市に移住し、新規就農した日南ベリーパークの渡邉泰典さん。

起案者で日南ベリーパーク代表の渡邉泰典さん

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 大学時代から東京と地方をつなぐのツアー企画などを行っていた渡邉さん。その企画を通して師匠と仰ぐイチゴ農家の南浩二さんと出会い、日南市への移住を決意した。渡邉さんはイチゴで新規就農後もキクラゲの生産やバルーンアーティスト、塾の経営など多角経営を行っており、メディアにも度々取材を受けており、地方創生の一環で国が進める地域資源を生かした起業を指す「ローカルベンチャー」の代表として紹介されたこともある。

 渡邉さんは2018年11月に第1子が誕生し、親子の思い出をつくることに価値を感じ、新しく「摘んで、食べて、作って、シェアする観光農園」を掲げたイチゴ農園をオープンする計画を立案。必要な資金をクラウドファンディングで調達することを決めた。プロジェクトは開始52時間で目標金額の50万円を達成しており、現在は70万円を目指し、プロジェクトを継続している。20万円でイチゴの苗を購入し、多様な品種のイチゴの収穫ができるようにしたいという。

 渡邉さんは「日南市北郷町で2軒目となるイチゴ狩りのできる観光農園を開園したい。師匠と協力しこの町を宮崎県で一番のイチゴ狩りの町にしたい」と意欲を見せる。

 プロジェクトは12月25日まで。

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