小学生がさまざまな職業を体験することができるイベント「宮崎おしごと体験アドベンチャー『わくわくフェス』」が12月23日、宮崎市の宮崎大学付属中学校(宮崎市花殿町、TEL 0985-25-1122)で開催される。
主催は、宮崎大学の創造政策研究室に所属する大学3年生の木下稜人さんと甲斐義貴さんの2人。「ゼミの合宿で訪れた横浜で、小学生に向けた職業体験するワークショップについての話を聞き、その目的や内容に共感、これを自分たちの力でやりたいと思った」と木下さん。甲斐さんも、「小学生や、中学生の頃に、いろんな職業について知る機会が欲しかったという自分の思いを、次の世代がしないように、宮崎の小学生に職業体験の場を提供したいと思った」と話す。
当日は県内にある6社がブースを出展。参画企業の1社である九州パンケーキでは、子どもたちに自社商品を使った、パンケーキを焼く体験を提供予定。航空会社のソラシドエアでは、子どもたちが機内サービスの体験するワークショップを行う。
木下さんは「県内の魅力ある企業がこれだけ協力してくれているのはとてもうれしい。友人の多くも県外就職をするので、県外の企業を見るのが当たり前のように感じていたが、今回、県内の企業様への声掛けを通して、自分自身が、県内企業の魅力や、宮崎で働く人の魅力に改めて気付かされた」と話す。
甲斐さんも「この6社の体験を通して、自分たちがどんなことに興味・関心があるのか、得意なことが何かを知り、今後、将来を考えるときに、踏み出す一歩にしてほしい。世の中には、いろんな仕事があるということを知ってほしい」と期待を寄せた。
対象は、小学校4年生~6年生の50人(先着順)。開催時間は10時~15時30分。参加無料。申し込みは、フェイスブックページから申し込みフォームに登録。問い合せはメール(wakuwaku493@gmail.com)で受け付ける。