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宮崎市のコーヒー店「the ROSA coffee」が3周年 店主は岡山出身の元バーテンダー

「コーヒーが初めてな方でも、気軽に来ることのできる場所にしたい」と話す宮本さん(右)と同店スタッフ

「コーヒーが初めてな方でも、気軽に来ることのできる場所にしたい」と話す宮本さん(右)と同店スタッフ

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 宮崎市のコーヒー店「The ROSA COFFEE(ロッサコーヒー)」(宮崎市橘通東4、TEL 080-9124-8241)が10月6日、オープン3周年を迎える。

薔薇柄ラテアートのカフェラテ

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 岡山県出身の宮本幸司郎さんが店主を務める同店。宮本さんは大阪で10年間バーテンダーとして働き、岡山へUターンした。バリスタを独学で勉強しながら、後の師匠となる岡山の焙煎士の下で修業を積んだ。宮本さんは「バーテンダーをしていた時は苦いコーヒーを体が受けつけなかったが、師匠のコーヒーを飲んだ時に、『コーヒーが体になじむ』という感覚と出合った」と振り返る。

 宮本さんはその後、温かい風土とサーフィンのできる環境に魅力を感じ、宮崎で店をオープンした。「当店では、お客さまの気分や好みをヒアリングし、深いりや浅いりなど、その方のための一杯を提供している。こうしたスタイルは、バーテンダー時代の経験が生かされていると感じる」と宮本さん。

 メニューは、「オリジナルブレンド」(450円)、ラテアートを楽しむことのできるカフェラテ(450円)など。コーヒー豆は、中南米の農家からダイレクトトレードをした豆を、岡山から取り寄せている。

 同店で働く21歳の若手バリスタ・川崎大道さんは、同店のコーヒーを飲んだことをきっかけに、バリスタを目指したという。宮本さんは「バリスタという職業を確立させ、バリスタをやってみたいという人を増やしたい。コーヒーの良さを新しい形で伝えていけたら」と意気込む。

 「3年の営業を通し、コーヒーを提供するだけでなく、人と人がつながるライフスタイルのパワースポットにもなっていると感じる。今後もたくさんのお客さまの心のよりどころにしていただきたい」とも。

 営業時間は11時30分~20時。

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