宮崎市の「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」(宮崎市山崎町)で5月24日、「Miyazaki:Un air de France ~第1回 宮崎×フランス交流会~」が開催された。
「宮崎とフランスが、『食』で繋がる夜。」というテーマで開かれた同イベント。主催したアイエフシー・ホールディングス(東京都渋谷区)のCEOであるフランソワ・コンブさんは、フランス政府経済省ヘルスケア・ウェルネス部門日本担当アドバイザーで、農業分野にも明るく、今年2月より宮崎でカカオを生産するプロジェクトをスタートさせた。今回のイベントはフランソワ・コンブさんの「カカオのプロジェクトを推進するにあたり、県民との交流の機会とフランスとの文化交流の場を設けたい」という思いから開催するに至った。
当日は赤や青のトリコロールカラーのドレスコードが設けられ、ドレスアップした大勢の参加者が集った。会場にはキッシュロレーヌをはじめとしたフランスの代表的な料理をはじめ、宮崎の郷土料理「魚うどん」のほか、シャンパンやワインなども振る舞われた。また、当日は宮崎でのカカオ製造プロジェクトのお披露目も行われた。
フランソワ・コンブさんは「宮崎には農業の力、人の力など、たくさんのポテンシャルがあると感じている。こうしたイベントをきっかけに、宮崎とフランスの関係性がより深いものになっていくことを期待したい。カカオ製造プロジェクトにもより一層力を入れていきたい」と話した。