宮崎・都城で「南九州移住ドラフト会議」記者会見 12地域が「球団」として参加

「南九州移住ドラフト会議2018」参加球団

「南九州移住ドラフト会議2018」参加球団

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 宮崎県都城市の「高千穂牧場」(都城市吉之元町5265)で6月2日、「南九州移住ドラフト会議」の「12球団合同記者発表」が行われた。

ミ・リーグ参加球団とコミッショナーの田鹿さん

 移住ドラフト会議は、プロ野球のドラフト会議に見立て、移住者を受け入れたい地域を「球団」、移住希望者を「選手」として、移住希望者のプレゼンテーションを聞き地域側が各人を指名するマッチングイベント。2016年に鹿児島で始まり、2017年には全国版も開催された。「南九州移住ドラフト会議」は、南九州地域連携推進機構(MLP)が主催し、今年10月20日・21日に鹿児島県で開催。今年は宮崎(ミ・リーグ)と鹿児島(カ・リーグ)の2リーグ制で、それぞれ6つの地域が球団として参加する。

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 6月2日は両県の県境にあたる都城市の「高千穂牧場」で記者会見が行われ、参加する12球団が発表された。宮崎からは宮崎市・日南市・新富町・綾町・美郷町・延岡市の6地域が参加する。宮崎側(ミ・リーグ)のコミッショナーを務める田鹿倫基さんは「今話題の鹿児島に負けず、『実力のミ(宮崎)』と言われるように宮崎の地域力を上げていきたい」と意気込む。

 MLPでは6月9日から移住希望選手の募集を開始し、特設サイトで7月31日まで申し込みを受け付ける。対象は3年以内に移住を前向きに検討している人。球団側の地域はサイト内でそれぞれPRを行う。9月22日には「移住力強化キャンプ」として、移住に向けた事前準備のワークショップショップなどを東京で開催。10月20・21日にプレゼンテーション(前夜祭)と指名会議が行われる。指名を受けた選手はその後約2カ月間、球団側の地域の活性化プログラムとしてイベントや祭りなどの運営に参加し、その貢献度によって個人タイトルなどが与えられる。

 鹿児島(カ・リーグ)のコミッショナーでMLP代表の永山由高さんは「移住と聞くとどうしても重く捉えられがち。あくまでもエンターテインメントのような気軽な雰囲気で参加できるような機会をつくりたいと思い、ドラフト会議を始めた」と話す。この移住ドラフト会議では指名を受けても必ずしも移住しなくてもよいが、過去2回の開催で指名を受けた66人中11人が実際に移住した。永山さんは「移住希望者がこれまでのスキルをどこでどのように生かせるか、事前に知ることのできるいい機会。ぜひ気軽に参加してほしい」と話す。

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