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宮崎・小林のレストランに「至高の小林フルコース」 元公邸料理人が企画

kokoya de kobayashiで元公邸料理人・地井シェフによる「至高の小林フルコース」の提供がはじまった(写真提供=kokoya de kobayashi)

kokoya de kobayashiで元公邸料理人・地井シェフによる「至高の小林フルコース」の提供がはじまった(写真提供=kokoya de kobayashi)

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 「至高の小林フルコース」の提供が4月8日、レストラン「kokoya de kobayashi(ここやっど小林)」(小林市駅南、TEL 0984-23-1800)で始まった。

コースの1品「メチョウザメのムニエル 白ワインクリームソース キャビア添え」

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 小林市が取り組む「食と農の魅力創生事業」の一環として2018(平成30)年5月にオープンした「和モダン・フレンチレストラン」の同店。フランスをはじめヨーロッパ各国の日本大使館公邸料理人を経験した地井潤さんがオーナーシェフを務める。オープン3年目を迎えるに当たり、これまでの集大成として宮崎牛、小林産キャビアなど「郷土の幸」で作り上げた全11品の「至高の小林フルコース」(1万7,000円、税別)を企画。季節ごとに旬の地産食材を取り入れた内容となっている。

 地井さんは「今一番注目しているのは小林産チョウザメ。『究極の血抜き』といわれる処理方法で、熟成させてもアンモニア臭がせず、食材としての魅力を強く感じている。これからの季節で使ってみたい食材はタケノコ、鬼ワラビなどの山菜類。小林市は果物も豊富な地なのでマンゴーなども盛り込んでいく」と話す。

 ソムリエ資格を持つ地井さんは、同コースとワインのフードペアリングも積極的に提案する。「地産ワインや焼酎、日本酒とのペアリングも提案していきたい。地域性として車での移動が主となり、料理とアルコールの両方を楽しむことが難しいという問題点は近隣の宿泊施設と連携して解決していくことを考えている」とも。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~22時。ディナーは予約制。火曜定休。コース提供はディナータイムのみ。希望日の7日前までに要予約、1グループ最大8人まで。

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