宮崎市の繁華街・ニシタチに広島つけ麺屋「元祖広島屋 宮崎店」(宮崎市橘通西2)がオープンして3カ月がたった。
カウンター5席の店内。コロナ禍のオープンということもあり、デリバリー中心の営業になることを予想した店づくりと立地選びに意を尽くしたという。
広島つけ麺は、辛いつけダレと冷たい麺が特徴。エリアマネージャーの谷畑さんは、「つけダレの冷たい広島つけ麺が、宮崎の暖かい気候や、お酒が好きで飲んだ後の締めが求められる土地柄に合っているのではないかと感じたのが出店のきっかけ」と話す。
メニューは、「広島つけ麺」(825円~)、「オリジナルおむすび」(160円)など。「炭水化物が気になる人に」(谷畑さん)と、つけダレと野菜のみのメニューも用意する。
同店のつけ麺は、谷畑さんらが現地の広島つけ麺の店を回り、研究を重ねて開発。気候によって味を調整したり、常連客にはできるだけ好みに合わせたつけダレを提供したりと、日々、試行錯誤しているという。
「つけダレは野菜にも合うので、麺がなくても満足してもらえると思う」と谷畑さん。店長の竹下さんは「初めて広島つけ麺を食べる皆さんは、その味にびっくりする。ぜひ一度、この驚きを体験してほしい」と話す。
営業時間は、火曜~木曜=11時30分~22時(金曜は翌3時まで)、土曜・日曜=17時~翌3時。月曜定休。