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宮崎にコース料理専門の中華料理店「川」 牛すじ肉のマーボー豆腐など提供

有田牛の牛筋麻婆豆腐コース(2,750円)

有田牛の牛筋麻婆豆腐コース(2,750円)

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 宮崎市にコース料理を専門に提供する中華料理店「中国料理 川(せん)」(橘通東3、TEL 0985-72-3381)がオープンして1カ月がたった。

コースメインのマーボー豆腐。県産ブランド牛「有田牛」のすじ肉を使う

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 4月26日にオープンした同店。店主の川野孝太郎さんは宮崎市出身で高校卒業後、大阪の調理専門学校へ進んだ。さまざまなジャンルの料理を学ぶ中で、中華料理の面白さに気付き、この道に決めたという。専門学校卒業後は上京し、東京・外苑前の「慈花-itsuka-」やミッドタウン六本木の「SILIN 火龍園」などで15年間四川料理や広東料理の腕を磨いた。その後かねて描いていた故郷で自分の店を開くという夢を実現するためにUターンした。

 同店はコース料理のみ提供する。ランチは「有田牛の牛筋麻婆豆腐コース」(2,750円)と「お任せランチコース」(3,850円)、ディナーは「『川』コース」(7,150円)と「特『川』コース」(8,800円)を用意。「有田牛の牛筋麻婆(マーボー)豆腐コース」では宮崎県産のブランド牛「有田牛」の牛すじ肉を使ったマーボー豆腐をはじめ、前菜、スープ、点心、炒め物、土鍋ご飯やデザートなど8品前後を提供する。調理は川野さんが1人で担当する。川野さんは「ひき肉でなく牛すじ肉を使った肉感のあるマーボー豆腐は修業時代の店でお客さまに愛されていたメニューで、自分の店でもメインとして提供している。料理にはなるだけ地元の食材を取り入れていきたい」と話す。

 ドリンクにも五ヶ瀬の釜いりウーロン茶や日南のクラフトジンなど県産のものを多く取り入れているほか、ワインや焼酎なども豊富にそろえる。川野さんは「中華料理といえばウーロン茶、ビールに紹興酒というのが相場だが、それぞれお客さまの好きなドリンクやお酒で料理を楽しんでもらえれば」と話す。「コース専門の中華料理店は宮崎では珍しいと思う。ゆっくりと食事を楽しみ、満足していただけるような店づくりを心掛けていくので、足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は12時~13時30分、18時~21時。月曜定休のほか、月2回不定休。席数はテーブル12席だが、当面は席数を絞っての営業となるため、前日までの予約を薦めている。

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