「レストランSLF」(都城市千町、TEL 0986-80-4224)が4月16日、オープン10周年に伴い店舗を大幅リニューアルした。
リニューアル後のテーマは「花とアンティーク」。設計・デザインは、同市を拠点にファッションコーディネートや空間デザインを手掛ける「July et nico(ジュリエニコ)」が担当した。「レストランSLF」店主の隈元健太郎さんの妹が営む福岡のアンティークショップ「mon Marche(モンマルシェ)」の協力を得て、フランスなど海外からアンティークの家具を取り寄せた。隈元さんがかねて時間をかけて集めてきた家具も店内に加える。
テーブルやキャビネットの上の生花、バーカウンターにつるすドライフラワーのスワッグなどの装飾は、同店1階に店舗を構える生花店「Tearfuleye(ティアフルアイ)」が担当した。料理に添える食用のエディブルフラワーはTearfuleyeが敷地内で育てている物という。
関西でのシェフ経験を経て10年前に現在の地に同店を出店した隈元さんは「メニューも一新し、ランチにもコースを準備している。お昼時でも、時にはおいしいワインと共にゆったりと食事を楽しんでいただけるような店にしたい」と話す。
ランチメニューは、「本日のパスタランチ」(1,800円)、「シェフのおすすめパスタランチ」「本日のお魚ランチ」「本日のお肉ランチ」(以上2,000円)、本日のスープ、野菜のテリーヌ、シェフのおすすめパスタ、本日のメインディッシュ、お飲み物、ドルチェが付く「SLFのランチコース」(3,300円、要予約)を用意する。
ディナーメニューは、料理、2時間の飲み放題、ナチュラルワイン5種ペアリング付きの「SLFの豪華パーティープラン」(5,000円)、料理、2時間の飲み放題、ナチュラルワイン12種類ペアリング付き「SLFのナチュラルワイン12種類飲み比べ付き豪華パーティープラン」(6,500円)、「プチディナーコース」(3,800円、要予約)、「シェフのおまかせフルコース」(6,000円、要予約)「12種類の自然派ワインペアリング付きシェフのおまかせフルコース」(11,000円、要予約)など用意する。
隈元さんは「これまでの10年は、ロケーションやお客さまのニーズ、価格帯などさまざまな要素を踏まえ、バランスを取りながら進んできた。これからは自分たちの本当に作りたい料理、やりたいことを形にしていきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時30分、18時30分~21時30分。月曜、第1・3火曜定休。