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都城の早水公園に「oneone coffee」 目印の白いテントで営業

「oneone coffee」店主の小山真菜さん

「oneone coffee」店主の小山真菜さん

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 都城市の「早水公園」(都城市早水町)内多目的広場に昨年11月から、不定期でコーヒー店「oneone coffee」が出店している。

桜が咲く頃の「oneone coffee」。四季折々の自然が楽しめる

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 店主の小山真菜さんは、以前コーヒーを飲めなかったが、スペシャルティーコーヒーのおいしさに気付き、コーヒーの勉強を重ねた。過去には鹿児島県日置市の「DAYS COFFEE」で働き、昨年11月に同店をオープンした。小山さんは「私がコーヒーと出合った時の感動を、できるだけたくさんの人にも味わってほしいと思い、店を開くことにした」と話す。

 メニューは3種類の豆から選べる、ホットコーヒー、アイスコーヒー(以上500円)、オレンジジュース(250円)を用意。日によって、市内のパン店「QUiTTERiE(キトリー)」のパンも並ぶ。小山さんは、「コーヒーはスペシャルティーコーヒーにこだわり、仕入れる豆もその都度変えている。人の味覚は屋外と屋内では微妙に変わるため、お客さまが屋外で飲むことを想定して豆を選んでいる。四季折々の自然の音や光、匂い、風、温度を感じながらその時々のコーヒーを味わっていただきたい」と話す。

 白いテントが目印の同店。テントでの営業は天候に左右されるため苦労も多く、朝にテントを設置しても途中で強い雨や風のために撤収せざるを得ないこともあるという。小山さんは「テントの設置・撤収は全て1人で行っている。せっかくコーヒーを楽しみにしてくださっているお客さまに、天候のせいで会えないことが一番残念だが、ペット連れや小さな子ども連れの方は店内でゆっくりコーヒーを飲むことが難しいため、営業している間はペットや子どもと過ごす大切な時間の中で、心置きなくコーヒーを楽しんでもらいたい」と話す。

 犬好きの小山さんで、名刺にも愛犬のイラストを載せている。「私にとっても、公園で散歩する犬を眺めながらコーヒーを入れるのはとても幸せな時間。人も動物も自由に幸せに暮らしてほしいという思いから、盲導犬協会の募金箱を設置し、売り上げから宮崎動物愛護センターに寄付している」とも。

 営業時間は11時30分~16時。営業日はインスタグラムで告知する。

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