食肉加工会社「栗山ノーサン」(都城市横市町、TEL 0986-23-8491)が現在、業務用商品のパッケージを一般家庭向けにリニューアルして販売展開している。
豚足や内臓などの副産物を食品活用するため1978(昭和53)年に創業した同社では昨年11月、家飲みなど個人消費が増える現代の生活に対応するため小売りチームを創設し、普段は飲食店向けに販売している業務用商品のパッケージデザインを変更。一般家庭向け商品として冷凍食品9種類を商品化した。
今回、一般向け新商品として発売した「手しごと屋くりやま食堂」シリーズは、「ジューシー豚ハラミ(塩こしょう、九州みそ、にんにくしょうゆ)」「ピリッとさっぱりすモツ」「すもつバジル」「日向夏ぽん酢の一口炙りとんそく」(398円~450円)の6種類。飲食店でつまみメニューとして採用されている商品を、家庭での食事や晩酌、アウトドアシーンなどで使ってもらえるようパッケージデザインを変更した。藍色のパッケージ裏面には「解凍だけ」「焼くだけ」など調理法を太字で入れた。
このほか、生ハムのようなしっとり感が特徴という「おさつポークの生ジャーキー(プレーン、ゆずこしょう&白ワイン、香草ワイルドミックス)」3種類(60グラム=650円)は、愛らしい豚のイラストを入れたパッケージに変更した。
営業部の東森薫さんは「主婦の方や、仕事で疲れてしまって料理時間が取れない方でも、野菜を加えるだけで手早く一品が完成するよう工夫した。ぜひお店の味を家庭でも楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。