今年5月に惜しまれつつ閉店した創業50年の老舗「ステーキハウスアンガス」がパイン牛専門店「岡崎牧場 ステーキ店」(宮崎市清水1、TEL 0985-29-1848)としてリニューアルオープンし3カ月がたつ。
「ステーキハウスアンガス」は、独自ブランドの「パイン牛」を目の前の鉄板で焼いて提供するステーキ専門店として昭和40年代に開店。宮崎市の中心市街地の老舗として長年愛されてきたが、新型コロナウイルスの影響で来店客の多くを占めていた県外客が減り、5月に閉店した。
8月29日に新たにオープンした同店は、目の前で焼くスタイルから焼きたてのステーキを鉄板で提供するスタイルに変えた。立ち寄りやすさを意識し高級感の中にも開放感のある明るい店内へと内装を変更。店長の川越真士さんは「子ども連れから高齢者までが親しめる空間にした」と話す。
パイン牛は自社牧場でパイナップル酵素を含んだ飼料を与え育てた牛で、豊かな風味とうま味が特徴。メニューは「ランプステーキ」(ランチ=1,200円~、ディナー=2,000円~)や、店でブロックからひき肉にして作る「牛100%ハンバーグステーキ」(ランチ=980円、ディナー=1,800円)など。
川越さんは「リニューアルオープン後、ありがたいことに県内の利用者も増え、客足が戻り、ランチは常に満席状態が続いているので要予約にしている。牧場直営の店なので、新鮮なうま味が堪能できるメニューをそろえており、県民の方が来やすい価格設定にしているので、ぜひ味わってほしい」と話す。
営業時間は11時~14時、17時~22時。火曜定休。