都城市の雑貨店「restyle」(姫城町、TEL 080-9243-1004)が10月4日、移転オープンした。
住宅リフォームや設計を行う「ダブルハウス」が手掛ける同店。同社を経営する渡会真也さん・洋子さんが、住宅だけではなく、暮らし全体にまつわる商品を取り扱いたいと2015(平成27)年10月に開いた。以前は市内の別の場所で営業していたが、住宅の窓を扱う「MADOショップ」を業務拡大するに当たり、現在の場所へ移転した。
同店の商品セレクトを担当するのは、元インテリアコーディネーターの洋子さん。店内には、ドアの取っ手や照明、スイッチ類から、ハンドメード雑貨や洋服など、多様な商品が並ぶ。家族連れの来店が多く、キャンプ用のクーラーボックスやアルマイト製の食器は、男性客からも人気という。女性客に人気のハンドメードアクセサリーは、SNSを通じて取り扱いを依頼。四国や関東など、県内外から集めた作品が並ぶ。
洋子さんは「落ち着いた雰囲気で、長く使ってもらえるものをそろえている。建築会社では居心地が良い住宅を作り、住みつないでもらうことを大事にしているので、雑貨店でも懐かしかったり、使い心地がよかったりする商品をそろえていきたい」と話す。
同店があることで、建築会社との相乗効果も生まれている。リフォームを手掛けた住宅のインテリアの注文が入ったり、雑貨を見に来た客から住宅に関する困り事を相談されたりする機会も増えた。「雑貨店があるおかげで、相談しやすい雰囲気が生まれているのかもしれない。気軽に来店してほしい」とも。
営業時間は10時~17時。