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「九州移住ドラフト会議2021」開幕 今年はオンラインとの並行開催へ

日南の球団「日南熱血娘」のGMを務める河野瑞紀さん

日南の球団「日南熱血娘」のGMを務める河野瑞紀さん

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 移住を促進するイベント「九州移住ドラフト会議」が今年も始まった。運営は九州地域間連携推進機構(NPB)。

2019年の南九州移住ドラフト会議の一幕

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 移住者を受け入れたい地域を「球団」、移住志望者を「選手」と見立て、プロ野球のドラフト会議方式で球団が選手を指名する同イベント。2016(平成28)年に鹿児島で始まり、今回で5回目となる。

 過去4回を通して138人が参加し、約30組が実際に移住した。昨年は鹿児島、宮崎、熊本の3県による「南九州移住ドラフト会議」だったが、今シーズンは九州全県に山口県下関市も加わった14球団が参加し「九州移住ドラフト会議」としてスタートした。宮崎県からは昨年優勝した西臼杵郡や新富町、日南市が参加する。

 11月~1月には「選手」同士の交流を促し、移住に必要なスキルや心構えを身に付ける「移住力強化合宿」を3回にわたって行う。第1回は感染対策をしながら都内での開催を予定しているが、第2回と第3回はオンラインで実施予定。1月に鹿児島で行う指名会議も「選手」は居住地からオンラインで参加する。

 今回参加する日南球団はメンバーの全員が女性の移住者で、球団名は「熱血日南娘」。GM(ゼネラルマネジャー)の河野瑞紀さんは「宮崎県南部の5万人都市の日南市にはキラキラした海、空気のおいしい山、胃袋を満足させる海や山の幸、ダイエットにぴったりの豊富な焼酎と、心や体を楽しませるコンテンツがたくさんある。マリンスポーツ、スポーツ観戦、グルメと欲張りたい移住者にはぴったりの居場所」とアピールする。

 現在、「選手」を募集している。参加費は3万円。参加特典としてソラシドエア就航路線で使える九州との1往復相当のポイントが付与される。応募締め切りは10月30日。

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