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宮崎のビンテージ時計修理店が3周年 菓子メーカー営業から時計修理技能士へ転身

時計修理工房「MAYRO Watch & Repair」が10月13日で3周年を迎えた

時計修理工房「MAYRO Watch & Repair」が10月13日で3周年を迎えた

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 時計修理とビンテージ時計の販売を手掛ける「MAYRO Watch&Repair」(宮崎市広島2、TEL 0985-40-1614)が10月13日、オープン3周年を迎えた。

店内ショーケースに飾られるビンテージ時計

 店主の福井雄士さんは愛媛県出身、妻の故郷である宮崎県へ移住し、2017(平成29)年10月13日に同店を開業した。

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 菓子メーカーの営業職だった福井さんが、時計修理に興味を持つようになったのは、ミニ1000と呼ばれる英国車との出合いだったという。「ミニ1000は、SMITHS(スミス)という英国メーカーの生産終了となった車種。自分でメンテナンスをしているうちに、古いものを修理する面白さを知った。調べるうちにSMITHSは自動車メーカーとしてより時計店としての歴史が長いことを知り、時計にも興味関心が広がっていった」と福井さん。菓子メーカーを退職後、岡山県、香川県で時計修理の実務経験を積み、国家資格である1級時計修理技能士も取得した。

 同店では現在、電池交換(800円~)、ベルト交換(ナイロンベルト=1,000円~、革ベルト=2,500円~)、各種時計のオーバーホール(ROLEX=2万3,000円~、OMEGA=2万1,000円~、国産=1万2,000円~)などに対応しているほか、ビンテージ時計の販売も行っている。福井さんは「若い人が腕時計をしなくなった時流を反映して、客層は40代から60代の方が多い。修理の依頼は、ここ20年から30年の間に発売された腕時計が中心で、宮崎では『(修理は)急ぎません』と言い添えてくれる人が多く、時間にゆとりをもらえるのがうれしい」と話す。

 「10年後もこの場所に時計の修理工房として、変わらずにあればいいなと思う。時計を修理するということは、人が大事にしていた『物』がよみがえるだけでなく、大事にしていた『思い出』もよみがえり残っていくのではないかと考えている。若い人に時計修理の技術を伝えていく場にできたらと思っている」とも。

 営業時間は11時~19時。月曜定休。