子ども向けロボットプログラミングスクール「ロボ団 宮崎中央校」(宮崎市橘通東2、TEL 070-1204-0756)が10月、宮崎市の中心市街地に開校した。
「夢見る」(大阪府大阪市)が運営する「ロボ団」は、国内外で100校以上のプログラミングスクールを展開している。スクールでは、全国同じカリキュラムを採用し、教育版のレゴブロックを使ってロボットを組み立て、動かす仕組みを教える。生徒はまず画像を使ったビジュアルプログラミングを学び、進級しプロクラスの段階になるとプログラミング言語「パイソン」を使い、プログラミングに挑戦する。
ロボットなどは貸し出し制で、個人で購入し準備するのはタブレットのみ。自宅でアプリを使って予習復習ができる仕組み。宿題はクイズ形式で、レッスンの中では小学校の算数や理科の要素と結びついた内容を通して学習できるような仕組みを採用する。
当初は5月に宮崎校を開校予定だったが新型コロナウイルス感染症の流行を受け、プレスクールとして希望者のみで授業を行っていた。10月に本格的にオープンした同校では、年長児から小学生を対象に、10月中の土曜と日曜の計5日間でロボットプログラミングの体験授業を実施している。
同校では電子ホワイトボードを使い、ロボットの動きを確認しながら動作の順序を決めるフローチャート作りもカリキュラムに組み込む。小﨑志朗教室長は「ロボットを動かすには誰でも1度目ではうまくいかず、改良して少しずつ達成に向かう過程が重要。生徒たちの自主性を大切にしながら、失敗を恐れず他の人の失敗をばかにするなどしない心を育みたい」と話す。
授業料は月額7,200円~。体験授業の参加費は1,500円。営業時間は、水曜~金曜=11時~20時、土・日曜=9時~18時。月曜・火曜定休。