宮崎市観光協会とスポーツ用品メーカーの「デサント」(大阪府大阪市)が、新たなブランド「THE SPARK OF SPORT」を立ち上げ、バッグやタオルなどのオリジナル商品を共同開発した。
同協会が掲げる「スポーツランドみやざき」のブランド向上を狙い立ち上がった同ブランド。デサントジャパンの製品は、現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手やバレーボールの石川祐希選手にも使われており、新ブランドの商品は同社のデザイン性や機能性の高い商品開発力を生かし、考案された。宮崎県西都市には操業48年目を迎えた同社の西都工場があることもコラボレーションのきっかけとなった。
商品はトートバッグ(3,000円)、スポーツタオル(1,500円)、ハンドタオル(800円)、ボタンダウンシャツ(6,500円)、マスク(1,300円、以上税抜き)の5つの商品群で構成し、宮崎を訪れるアスリートやファン、観光客をターゲットに展開する。
西都工場長の塩月圭さんは「中でも目玉商品は西都工場で生産する『宮崎県産マスク』。マスクの製造には当社の競泳水着ブランド『arena(アリーナ)』の縫製技術と競泳用水着の素材を使い、スポーツ時にも快適に使える」と話す。
販売場所は宮崎空港、宮崎観光ホテルや宮崎カントリークラブなど。マスクのみ10月12日から販売する。