宮崎県小林市が現在、「宮崎牛1頭争奪!いい肉グランプリ」を実施している。
小林市は県内でも有数の畜産が盛んな地域の一つだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費や輸出量が減少。同市では「人々に元気や勇気、そして希望を与えてくれるような『いい肉』にまつわる写真や川柳などのネタを広く募り、苦境に立たされている小林市の基幹産業・畜産業を盛り上げたい」と同グランプリを企画した。
今回の企画では「コロナに負けない!おいしいお肉を応援しよう」をテーマに、「フォトコンテスト部門」「川柳部門」「ゆるキャラ部門」など5つの部門で写真や川柳などの作品を募集する。最優秀賞には宮崎牛の最高級部位といわれるシャトーブリアン約600グラムを贈るほか、ヒレ賞、リブロース賞など、宮崎牛1頭分の景品を用意。特別審査員にはタレントの寺門ジモンさんも参加する。
グランプリ事務局の深見順一さんは「宮崎牛は、10年前に発生した家畜伝染病『口蹄疫(こうていえき)』から奇跡の復活を果たした。この企画をきっかけに、生産者の確かな技術と情熱が生み出す小林市産宮崎牛の素晴らしい香りや濃厚なうま味を多くの人に味わってほしい」と話す。
募集期間は11月6日まで。11月29日の「いい肉の日」に「てなんど小林」特設ページで結果を発表する。