宮崎大学地域資源創成学部の吉松大志さんが5月16・17日の2日間、バーチャル即売会「オンラインエキシVション」を開催する。
主催者の吉松さんは「大学生が新型コロナウイルスの影響でアルバイトができずにいるというニュースを見て、困っている学生を支援するイベントができないかと考えた」と話す。
同イベントは、バーチャルSNS「cluster(クラスター)」を活用したバーチャル空間で、大学生がデザインしたTシャツやトートバッグ、スマホケースなどを販売する。会場には10店舗、70種類以上の商品が並ぶ。空間のデザインは吉松さんが担当。当日は商品をデザインした大学生がアバターで参加する。
売り上げの利益は手数料を取らず、デザインをした大学生に全額還元する。吉松さんもTシャツなどをデザインして販売し、その利益をすべて日本財団と稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが共同で開設した新型コロナウイルス対策基金「LOVE POCKET FUND」に寄付するという。
吉松さんは「新型コロナウイルスでできないことが増えたが、できることも増えたと示したい。支援してくれる人だけでなく、多くの人に気軽に遊びに来てもらいたい。バーチャル即売会は継続的に開催するので、次回以降、出品したいという人も連絡してほしい」と話す。
開催時間は19時~23時。参加無料。