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宮崎大学の学生が「日本一コロナ対策を徹底した卒業式」 手袋・マスク着用で証書授与

マスクと手袋を着用して手作りの卒業証書を授与した

マスクと手袋を着用して手作りの卒業証書を授与した

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 宮崎大学地域資源創成学部の学生が3月15日、宮崎県宮崎市の青島で「日本一コロナ対策を徹底した卒業式」を自主開催した。

卒業記念品として「コロナビール」を進呈した

 同大学は新型コロナウイルスの影響で卒業式の縮小化を決定した。地域資源創成学部は2016年(平成28年)に設置された学内でも新しい学部で、今年3月に卒業する学生が初の卒業生だった。

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 今回の企画は同学部3年生の吉永理穂さんが「先輩のために何かできないか」と立案。同じく3年生の福永昌俊さんも運営に加わり、実現した。当日は「日本一コロナ対策を徹底した卒業式」にするため、風通しの良い海辺で少人数で執り行い、参加者は手とスマホを消毒した上でマスクと手袋の着用して参加。手作りの卒業証書を手渡しし、レミオロメンの「3月9日」を合唱、答辞などのプログラムを設けた。卒業記念品として「コロナビール」を卒業生に進呈した。

 福永さんは「我慢だけが解決策ではないと思った。企画を通して、困難な状況でも自分たちなりの発想で楽しく何かを生み出すことができるのだと学んだ」と話した。吉永さんも「『コロナで悲しかったね』で終わるのではくて、逆に楽しい思い出が残るような卒業にすることができたと思う」と話した。

 卒業生として参加した大学生は「大学の卒業式が縮小されて悲しんでいた時に、こうやって後輩が企画をしてくれたのがとてもうれしかった。この学部の卒業生でよかった」と喜びのコメントを寄せた。