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宮崎・えびの市にカフェ「ハンナ」 築90年の馬小屋をリノベーション

店主の村上大輔さんと入江万理子さん。店名は村上さんが最初に覚えたえびの弁に由来し、ヨーロッパ系の女性名で「恵み」などの意味も持つ

店主の村上大輔さんと入江万理子さん。店名は村上さんが最初に覚えたえびの弁に由来し、ヨーロッパ系の女性名で「恵み」などの意味も持つ

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 カフェ「ハンナ」(TEL 0984-48-1297)がえびの市原田にオープンして2カ月がたった。

カフェ内には移動展示が難しい大型の絵画も飾り、迫力ある作品を間近で鑑賞できる

 築90年の馬小屋を、店主の村上大輔さんと、妻で画家の入江万理子さんがおよそ1年かけてリノベーションした同店。店内にはカウンター席5席、テーブル席10席を用意し、天気の良い日はカウンター席から霧島連山を望むことができる。店内はしっくい塗りの白壁を基調に、改装前の木組みの屋根を天井として生かす。

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 元々は宮崎市内でオリジナルの「おしりパン」を製造販売していた村上さん。見聞を広めるために海外を数カ月巡った後、えびの市の地域興し協力隊に参加。地元で画家として活動していた入江万理子さんと出会い、結婚を機にギャラリー兼カフェを出店した。

 カフェの前身である馬小屋は、入江さんの祖母の自宅敷地内にあったもの。村上さんは「周囲からは建て直しを勧められたが、この場所ならではの雰囲気や建物自体の味わいを知ってほしいと思い、コツコツとリノベーションをした」と話す。米を貯蔵していた建物内の土蔵も入江さんのアトリエとして生まれ変わった。

 地元温泉の浴衣のデザインなども手掛ける入江さんの絵画作品は、明るく鮮やかな色彩が特徴。カフェ兼ギャラリーの店内の随所に作品を展示し、コーヒーを飲みながら鑑賞できる。入江さんは「絵を見た方に楽しく明るい気分になってほしい。季節ごとに入れ替える予定なので、足を運ぶ度にさまざまな作品が見られる」と話す。

 店内メニューは、「おしりパンプレーン」(180円)、「おしりあんバター」(300円)など自家製の「おしりパン」とコーヒーをメインに提供する。店内から一望でき地元の人が「プリン山」と呼ぶ「甑岳(こしきだけ)」にちなみ、えびの産の卵を使った「おやまプリン」(350円)も好評という。テークアウト限定で豆入りの「おしりパン」など、おしりパンは日替わりで数種類用意する(5個入り=450円~)。カフェメニューは今後増やしていく予定で、地元の野菜や果物を使ったスムージー、スイーツなども検討しているという。

 村上さんは「現在はインスタグラムなどのSNSを見て足を運ぶ若い女性客が多い。女性はもちろん、幅広い世代の方が夜遅くまでゆっくりとくつろいでもらえるカフェにしたい」と話す。

 営業時間は金・土・日曜=11時~18時。

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