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日南市で「BUSHOUSE」試験運用開始へ ハイシーズンの宿泊施設不足解消に一助

「BUSHOUSE #001」外装

「BUSHOUSE #001」外装

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 移動型シェアリングスペース「BUSHOUSE」の試験運用を2月1日から、堀川夢ひろば(日南市材木町)で行っている。

「BUSHOUSE #001」内装

 DADA(東京都江東区)と日南市が共同で実施。日南市は毎年2月、プロ野球のキャンプ地としてにぎわうが、実施期間中に宿泊施設が不足する問題を抱えていた。今回の取り組みは、問題解消のきっかけを期待して行うもので、全国初の試みとなる。

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 「BUSHOUSE」は「キャンピングカーよりも大きい動く家」としてマイクロバスを改造し、生活空間を提供している。宿泊だけでなく「お昼寝スペース」や会議室、女子会、イベントや災害などスポットで発生するニーズにも柔軟に対応することができるという。

 堀川夢ひろばには現在2台の「BUSHOUSE」が停車している。宿泊の場合は大人2人、またはファミリーでの利用が可能。「BUSHOUSE #001」はシンプルな空間に2段ベッド、ソファなどを設置、「BUSHOUSE #002」はダブルサイズほどのソファベッド、イスなどを設置する。どちらにも洗面台を完備する。シャワーは油津商店街にある「ゲストハウスfan!」で対応する。料金は1台8,000円。

 DADAの青木大和社長は「短期間に増える地域へ宿泊先を提供したいという思いでこの事業を立ち上げた。一般的にキャンピングカーでの宿泊は多いが、『BUSHOUSE』は内装に凝って快適でデザイン性の高いものをそろえ、ホテル仕様にした。ゆったりできる自分の時間をくつろいでほしい」と話す。

 堀川夢ひろばは広島東洋カープがキャンプを行う天福球場から徒歩14分の所に位置しており、街を周遊し、地域の観光施設や飲食店なども楽しんでもらおうと電動キックスケーターと電動アシスト自転車の貸し出しも行っている。貸し出しと返却は、堀川夢ひろば、天福球場、ゲストハウスfan!、油津港の4カ所で料金は最初の5分間は75円、以降1分ごとに15円。

 青木社長は「毎年広島カープのキャンプに来ているというカップルが、『今まではキャンプを見るだけだったが、電動キックスケーターを使って市内を見ることができた』と話していた。地域との融合を大切に、街自体の拡張を図っていきたい」と話す。

 予約・問い合わせは、ウェブサイトと電話(TEL 080-5755-9510)で受け付ける。2月29日まで。

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