宮崎を拠点に活動する「村上三絃道」の津軽三味線が現在、JAL国際線の全路線で放送されている。
JAL宮崎-羽田線就航30周年を記念し、音楽や映画、テレビ番組を視聴できる機内エンターテインメントプログラムに採用した。「村上三絃道」は宮崎を拠点に、津軽三味線をはじめ、太鼓や笛などさまざまな楽器とのコラボレーションで伝統音楽を届ける活動を展開している。
日本航空宮崎支店は採用した経緯として、「『村上三絃道』は、音楽のジャンルを超えたジョイントコンサートなど国内外で幅広く活動している。村上由哲家元が二代目を襲名後、今年で継承30周年を迎え、伝統音楽を通して地域でのつながりに大きく貢献されていることから、このような世界に羽ばたく音楽活動を支援したいと思い決定した」と説明する。
国際線で聴けるのは、宮崎県芸術劇場アイザックスターンホールで収録したCD「絃と弦」。神楽や刈干切唄、リベルタンゴなど全6曲。日本航空宮崎支店広報の江藤種美さんは「神楽や刈干切唄は宮崎を代表する曲。海外から帰ってくる方がこの音楽に癒やされるのでは」と話す。
放送は1月31日まで(MAGIC4機材の一部路線を除く)。