宮崎の日南市子育て支援センター「ことこと」(日南市岩崎3)で3月21日、文具メーカーの「マルマン」(東京都)の画用紙を使ったイベントが開催される。
黄色と黒色の表紙のスケッチブックなどで知られる同社は、スケッチブックの生産を日南市北郷町の工場で行っている。日南市のマーケティング推進室の谷元貴士さん「全国的にも有名なマルマンのスケッチブックが日南市で作られていることを知らない人も多く、地元の人々にも親しみを持ってもらおうと市と共同でイベントを企画した」と話す。
イベントでは同社が1000枚の画用紙を提供。絵を描く以外にも切る、貼る、丸めるといった画用紙の様々な活用方法を体験することができる。参加者が手ぶらで参加できるよう、工作に必要な道具はすべて準備する。
企画の発案者であるマルマンの井口泰寛取締役・マーケティング統括本部長は「スケッチブックや画用紙と言えば絵や文字を描く時だけに使うもの思いがちだが、この機会に多くの方々に画用紙の可能性を体感してもらいたい」と話す。谷元さんも「マルマンは日南市に工場を作ってから今年で45年目になる。『スケッチブックといえばマルマン』というイメージは全国的にも定着しており、イベントを通してすばらしい会社が日南市にあるということを市民の方々に知っていただきたい」と期待を寄せる。
開催時間は10時30分~15時30分。参加費無料。