イベント「ゆずり葉大通り ウインターカーニバル」が12月1日、西都城駅前広場(都城市松元町)で開催される。
2011(平成23)年、国のシンボルロード整備事業として完成した「ゆずり葉大通り」。街ににぎわいを創出しようと市と地元商店街も協力し、構想から約8年かけて完成した。名称には「世代を超えて引き継がれる通りであってほしい」との願いが込められている。同年、イルミネーションを軸とした「ウインターカーニバル」を初開催し、その後商店街有志が中心となり規模を拡大しながら継続開催してきた。
10周年を迎える今回は、地元団体による太鼓やフラダンス、都城工業高校吹奏楽部による演奏など、各種ステージイベントを展開する。おでん、もつ鍋、スイーツ、アルコールドリンクなどを販売する飲食ブースや、フリーマーケット、ハンドメイドコーナーなどを用意するほか、賞品が当たる抽選会も行う。
ゆずり葉大通り会会長で「加治屋薬品」店主の加治屋孝一さんは「今ではいろいろな場所でイルミネーションやイベントが増え、街全体が盛り上がるようになった。このイベントが世代を超えて楽しむ場になれば」と話す。初年度から運営メンバーとして関わる「塩屋写真館」店主の塩屋三智年(みちとし)さんは「今年は実行委員会形式にしたことで若い人がいろいろなアイデアを持ち寄ってくれている。多くの人にイベントを楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~20時。20時からは花火を打ち上げる。雨天決行。