宮崎でイベント列車「宮崎クラフトビアトレイン」が9月23日に1日限定で運行する。
JR九州と宮崎市内のマイクロブルワリー3メーカーが共同で運行する。JR九州宮崎総合鉄道事業部長の宮野原佳さんは「県内でも新しい醸造家が続々と誕生し、気軽に出来たてのビールが飲める環境が宮崎にも整ってきた。この機運をより高めたいと思い、これまでに無い列車内でのビアフェスを企画した」と話す。
列車は3両編成。1号車を「B.M.B BREWERY」車両、2号車を「青空エール」車両、3号車を「宮崎フェニックスブルーイング」車両とし、それぞれの車両で3種類のクラフトビールを振る舞う。合計で9種類のビールがあり、うち6種類は飲み放題。1号車に乗り込む松田温郎さんは「店それぞれで客層がまったく異なるので、他店のお客さまに会えることが楽しみ。県産のイチゴやお茶を使った飲みやすいビールもそろえているので、ビール初心者の方にも楽しんでもらえれば」と話す。
南宮崎駅~油津駅間を13時40分~18時8分で往復する。油津駅では「日南麦酒」のクラフトビールや、日南の特産品の販売を別料金で行う。参加者には終了後に各店舗で使えるクーポン券を配布する。宮野原さんは「市内3メーカーが一挙に集うのは初めてのこと。飲み比べて楽しんで、ファンになって実際のお店にも足を運んでもらいたい」と話す。
参加費は6,900円。代金にはJR券代、車内でのビール、軽食、その他飲料代(焼酎・ソフトドリンク)を含む。申し込みは9月14日まで宮崎駅内旅行の窓口(TEL0985-24-2626)で受け付ける。