初夏の訪れを告げるジャカランダの花が現在、日南市南郷町の「道の駅なんごう」(日南市南郷町大字贄波、TEL 0987-64-3055)周辺で見頃を迎えている。
南米原産のジャカランダは世界三大花木の一つとして知られ、5月下旬から6月下旬にかけて、約3センチで釣り鐘型の青紫色の花を咲かせる。
約1000本のジャカランダが植えられている同所は日本唯一の群生林で、現在その様子を一目見ようと、県内外から多くの見物客が訪れている。
鹿児島県から来ていた入来マサエさん(68)は「南郷のジャカランダは美しいと聞いていたので、どうしても行きたくて友人と初めて来た。ちょうど見頃だったので来てよかった」と話した。
日南市観光協会によると、6月10日現在8分咲きで、今年は例年に比べ花芽も多く、花つきも良いという。同所のジャカランダは6月下旬まで楽しめる。
開花時期に合わせて、同所では6月16日まで「ジャカランダまつり2019」を開催。週末にはジャカランダの育て方教室や特産品の振る舞いなども企画する。19時~22時はライトアップも実施している。