宮崎市清武町の訪問看護ステーション「歩花(ほのか)」(宮崎市清武町岡2、TEL 0985-66-0110)がオープン2カ月を迎えた。
4月1日に開設した同施設は居宅介護支援事業所を併設し、看護師をはじめ作業療法士、ケアマネジャーも常駐する。
看護師で所長の立山裕也さんは、病院勤務を経てケアマネジャーの資格を取得。「病気で入院する患者が元気になって安心して帰れる、生活しやすい地域づくりをしていきたい」と開設に踏み切った。
同施設では、1回40分、月4回のリハビリと、月に1回30分の「健康チェック」をパックにしたサービス「宅配リハビリ」(1カ月=3,000円前後)といった、作業療法士による自宅でのリハビリサービスなどを提供。高齢者うつや認知症の人を対象にした精神科訪問看護も行う。
立山さんは「在宅医療の需要が増える中、訪問看護師として働く看護師の割合はとても低い。また、特に宮崎は他県に比べると起業に挑戦する看護師も少ない印象。今後、事業所同士のつながりや、起業支援などのシステム作りを行いながら、行政とも連携していきたい。空き家を利用した施設や事業所の展開などにも挑戦できたら」と話す。
受付時間は8時30分~17時30分。土曜・日曜・祝日定休。