「ムラタ青果店」(宮崎市広島通1)が2月23日、宮崎市の駅前商店街にオープンした。
日向市産のへべすを使ったドレッシングやぽん酢を製造・販売する「oiseed campany(オイシードカンパニー)」の村田健さんが始めた同店。毎朝村田さんが宮崎市や綾町の農家まで出向き、無農薬、有機栽培、特別栽培の野菜を直接仕入れている。
取り扱う野菜は、直売所や道の駅でのドレッシング試食販売の際に知り合った農家に直接交渉して仕入れにこぎ着けた。今の時期お薦めは、新タマネギ、花束のように大きなサニーレタスやグリーンリーフレタスなど。フルーツは綾イチゴ、デコポン、キンカン、スイートスプリングなどがそろう。春にかけてはスナップエンドウ、ソラマメ、春キャベツなどが並ぶ予定。
村田さんは「地域に寄り添い、満足してもらえる店にしたい。ニンジン、トマト、ジャガイモなどの常用野菜のほかに、赤キャベツ、紅モミジ大根など日替わりで珍しい野菜も入る。近隣の飲食店にも野菜を使ってもらえれば。今は一人で野菜の仕入れをしているため遠方までは行けないが、ゆくゆくは県北、県南の野菜も扱っていきたい」と話す。
営業時間は10時~19時。