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宮崎の動物園で市民感謝デー 「猛獣のお食事タイム」なども

餌を待ちきれずに檻にしがみつくオスのライオン(写真提供:宮崎市フェニックス自然動物園)

餌を待ちきれずに檻にしがみつくオスのライオン(写真提供:宮崎市フェニックス自然動物園)

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 イベント「春の市民感謝デー」が2月16日・17日の2日間、宮崎市フェニックス自然動物園(宮崎市塩路浜山)で開催される。

副園長の竹田正人さんとアジアゾウ「みどり」の等身大パネル

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 2001年から春と秋の年2回開催され、毎年恒例となっている同イベント。中学生以下の入園料が無料になるほか、大人にも入園料300円(通常830円)で開放する。宮崎市民以外も対象。

 通常の展示プログラムとは異なる特別企画も用意する。現在繁殖のため神戸の動物園に送られて「妊活」中のアジアゾウ「みどり」の展示場では、ガイドが展示場や寝室の中を案内しながらみどりの妊活の状況などを説明する「お住まいガイド」を予定する。副園長で獣医師の竹田正人さんは「みどりは現在3回目の発情期に入る頃。イベント当日はもしかしたら良い報告ができるかもしれない」と話す。

 ライオン、トラ展示場では「猛獣のお食事タイム」を予定。通常餌やりは非公開だが、この日は飼育員が餌の牛肉を与える様子を間近で見ることができる。

 竹田さんは「餌をめがけて檻にワッと飛びかかってくる迫力の様子を体感できる。普段与えているのは鶏肉なので、動物にとってもごちそうが食べられる特別な機会」と話す。「日頃ご利用いただいている皆さまに感謝の気持ちを込めて開催させていただく。動物たちに会いに来てほしい」とも。

 開園時間は9時~17時。

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