宮崎市の雲海酒造(宮崎市昭栄町)が現在、自社農園で栽培したブドウを100%使ったスパークリングワインを数量限定で販売している。
限定販売の「雲海ワイン 雲海農園産ぶどう100% デラウェアスパークリング」
同社は昨年9月28日、製造・販売するワインの名称を綾ワインから「雲海ワイン」に変更し、ラベルデザインも一新。綾町にあるワイナリーの名称も「雲海葡萄酒醸造所」と改めた。同社営業企画課係長の那須祐介さんは「1994年の発売開始以来、初めての名称変更。社名である雲海のブランド名として押し出すことで、雲海酒造が造るワインということを明確にした」と話す。
今回限定販売するのは、スパークリングワイン「雲海ワイン 雲海農園産ぶどう100% デラウェアスパークリング」。綾町にある自社農園で栽培されたデラウェアを100%使い、伝統的なスパークリングワインの製法である瓶内二次発酵と熟成を1年間行い手作業で仕上げている。300本の数量限定販売で、綾町の「酒泉の杜」の売店「杜の酒蔵」と綾自然蔵見学館の売店「夢SHOP」で販売している。
那須さんは「当社のワインはアロマを最大限に生かす低温発酵で、熱処理を一切行わない瓶詰めによる製造法が特徴。限定販売のスパークリングワインのほか、赤・白5種類の通常ラインアップのワインもたくさんの方に味わっていただきたい」と話す。
内容量は750ミリリットルで、価格は4,644円。