「第1回みやざきっず車いす大会 じてパラin西都」が1月20日、西都原御陵墓周回コース(西都市)で開催される。
車いすで生活する県内の子どもたちに夢を与える目的で開く同企画。みやざきっず実委員長の岩切洸樹さんは「私も幼少期から車いすを使ってのスポーツが好きだった。宮崎は県外に比べ車いす利用者対象のスポーツ大会が少ないが、このイベントをきっかけに車いすを利用する県内の子どもたちにも体を動かす楽しさを知ってほしい」と話す。
当日は電動車いすの100キロスラローム、生活用車いすの400メートル競走、競技用車いすの2.5キロ、10キロ競走の4種目を行う。ほかにもロードレーサーのデモンストレーションや車いす体験会も予定。
デモンストレーションに参加する木下大輔さんは「県内の競技用車いすの選手も高齢化し、若者の選手が少なくなっている。イベントをきっかけに、県内の子どもたちに競技用車いすに興味を持ってもらいたい」と話す。岩切さんも「車いすであることを理由に夢を諦めていた子どもたちにチャレンジするきっかけを与えたい。たくさんの子どもたちに参加してもらえたら」と話す。
開催時間は9時10分~。参加費は1,000円。締め切りは12月28日。申し込みはサイトで受け付けている。