綾町産の野菜や果物を中心に使う、ローカルジェラート専門店「ALOCCA(アロッカ)」(綾町南俣)がオープンして、2月3日で3カ月がたつ。
経営するのは「ながはら農園」の長原翔さん・直穂子さん夫婦。2022年の「綾手づくりほんものセンター」敷地内での期間限定営業を経て、同所での再オープンに至った。
翔さんは「ジェラートには、綾町内の農産物やカフェのコーヒーなどの加工品を使い、時期的に生産されないものや、元々町内で生産の少ない茶葉などは県産品を使っている。店名は『綾ローカルアイス』を省略したもの」と話す。
直穂子さんは「レシピは2人で試作して改良を重ねている。季節に合わせ1週間ほどの短期間のみ提供するメニューもある。店頭では風味がしっかりと感じられるように混ぜ、空気を入れて温度調節して提供する」と話す。
ジェラートは定番の自家農園産の玄米に昆布・梅干し・キノコなどが入る「玄米ミルク」、5種類の町内産のかんきつを使った期間限定の「シトラスミックス」、西洋野菜黒キャベツの「カーボロネロ」などを提供する。種類は1種・2種・3種盛り(500円)から選べる。10歳未満の子ども用「KIDS」(1種・2種盛り=350円)、県内産の紅はるかの「壺焼き芋」(Sサイズ=250円、Mサイズ=300円)や、カップに入る「焼き芋ジェラート」(500円)なども用意する。ふた付きの「おうちジェラート」(390円)、好きなフレーバーを選べる8個入り「ジェラートBOX(ボックス)」(3,350円)も用意する。
営業時間は11時~16時。木曜定休。