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「えれこっちゃみやざき」にメタバース空間 手軽に参加できる作りを重視

(右から)制作を手がけた吉松大志さん、共に制作した宮崎情報ビジネス専門学校 学生の野崎拓海さん

(右から)制作を手がけた吉松大志さん、共に制作した宮崎情報ビジネス専門学校 学生の野崎拓海さん

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 「まつりえれこっちゃみやざき2023」のメタバース空間制作に伴う記者会見が7月18日、「若草HUTTE」(宮崎市橘通東3)で行われた。

VRゴーグルを装着して空間内を移動する様子

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 今年で22年目を迎える「まつりえれこっちゃみやざき2023」。今年は7月29日・30日と、4年ぶりの2日間開催となる。企画した一般社団法人 宮崎青年会議所の村社司さんは「ソサエティー5.0が現実化してきた中で、青年会議所としても新しいことに挑戦したいという思いがあった」と話す。

 県庁前、楠並木通り会場の景色を再現した空間内には、「神話」「ギョーザ」「日向夏」などの宮崎を象徴する言葉をネオンで光らせ散りばめている。空間内では自由に散策ができ、アバター同士でコミュニケーションを取ることも可能。屋台を模した場所には宮崎の特産品や老舗飲食店などのサイトを挿入しており、サイトに飛ぶことで実際に購入もできる。今後は協賛企業の看板も各所に設置する予定。

 当日は、祭りのメインステージで披露されるダンスなどをライブ映像で流すほか、「スーパークレイジーくん」こと、西本誠市議会議員によるトークセッションなども開催する。

 制作を手がけた「モーゲンテック」(橘通東4)の吉松大志さんは、「手軽さを最も重視し、アカウント登録やアプリのインストールをせずに入室できる作りにした。メタバースはハードルが高いと感じる人も多いと思うが、気軽に楽しんでほしい」と話す。

 同祭り事業推進委員長の西山慶治さんは「当日はリアルの会場はもちろん、最新技術を活用した新しい祭りを楽しんでほしい。県内の人にとどまらず、県外の人にも参加してもらえたら」と意気込む。

 公開は22日から。パソコン、タブレット、スマートフォンなどから入室可能。

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