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宮崎で「第10回宮崎国際ジャズデイ」 今回が最後の開催に

(右から)宮崎国際ジャズデイ実行委員会委員長の日高晃さんと、副委員長の萩原宏典さん

(右から)宮崎国際ジャズデイ実行委員会委員長の日高晃さんと、副委員長の萩原宏典さん

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 宮崎市民文化ホール(宮崎市花山手東3)で4月30日、「第10回宮崎国際ジャズデイ」が開催される。

ジャズピアニストの山下洋輔さん(写真提供=宮崎国際ジャズデイ実行委員会)

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 2011(平成23)年11月、ユネスコ総会で毎年4月30日を国際ジャズ・デー(International Jazz Day)とすることが採択されたことを受け、その趣旨に賛同する形で2013(平成25)年に始まった事業。今回が最後の開催となる。「平和と結束、対話、人々の協力関係を推進する力、および教育的ツールとしてのジャズの価値を宮崎において深めること」を目的に、過去にはジャズピアニストの山下洋輔さん率いるスペシャルカルテットを招いたコンサートや、宮崎の小・中学生を対象とした教育プログラムも展開してきた。

 実行委員会委員長の日高晃さんは「教育プログラムでは、一流アーティストの演奏を目の当たりにした子どもたちが目を輝かせて積極的に質問をする場面も見られ、プロの指導を受けながら演奏も格段に良くなっていく様子が印象的だった。子どもたちにとって大きな経験になったと思う」と話す。

 今回は、18~23歳へと成長した教育プログラム経験者たちが集結し、山下さんらと一緒に演奏を披露するほか、日向民謡や橘太鼓の「響座」岩切邦光さんによる大太鼓演奏など、宮崎の音楽も盛り込んだ構成となっている。

 イベントホールでは「10周年記念企画展」も開催。ポスターデザインを手がけた奥村高明さんの原画展や綾順博さんがこれまで撮影してきた「宮崎国際ジャズデイの記録」の写真展を行う。

 16時開場、17時開演。チケット料金は、ペア券=5,000円(200組限定)、自由席=3,000円、高校生以下(自由席)=1,500円(当日は500円増し)。チケットは10年の歴史を振り返る二十数ページの冊子になっている。企画展は入場無料。

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