宮崎市で7月1日、ベトナム料理専門店「CAM ON(カムオン)」(宮崎市阿波岐原、TEL 070-4565-0379)がオープンした。
北林靖啓さん、綾子さん夫妻が二人で切り盛りする同店。かねてから飲食店を開くことが夢だったという北林夫妻は、3年前の海外旅行中に立ち寄ったベトナム料理店の美味しさに感銘を受け、同店を開くことを決意した。その後ベトナムに渡り、インターネット上で出会った料理教室の先生の下で修行を積んだ。
メニューはパンにハム、紅白なますやパクチーなどを挟んだベトナム風のサンドイッチ「バインミー」(500円)や、鶏がらでだしをとったスープに魚醤などで味付けた麺料理「鶏肉のフォー」(650円)などを提供する。
調理を担当する靖啓さんは、ベトナム料理について「野菜やハーブをふんだんに使い、マイルドで優しい味付けのものが多い。ほとんどの料理にヌクマムという魚醤を使うのが特徴。醤油のような味わいなので、日本人の舌にもよく馴染む」と話す。
座席はテーブル12席、座敷8席の全20席。ホール担当の綾子さんは「来店されたお客さまにはゆったりとリラックスしていただきたい。人に温かくて寛容なベトナムの空気感もお店で表現できれば」と話す。
同店は通常ランチ営業のみだが、夜も一組でも予約があれば営業し、全7品のコース料理(3,000円)を提供する。靖啓さんは「今後もメニューの試作を重ね、様々なベトナム料理を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時30分~15時。木曜定休。