宮崎にレストラン「saint M(サンテム)」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-77-8370)がオープンして1カ月がたった。
店主の宮下和弥さんは、2019年にミシュラン1つ星に選ばれたフランス・パリのレストラン「アクサン・ターブル ブルズ」で副料理長を務めた経験を持つ。宮下さんと高校の同級生でシェフの川崎誠さんは、大阪や東京のレストランで修業を積んだ。2人は10年以上にわたり料理の話で気の合う間柄で、川崎さんの「宮崎の食材を使いたい」という思いと宮下さんの「20代のうちに宮崎に戻り店を開きたい」という思いが合致し、開店にこぎ着けた。
メニュー開発や仕込みは2人で行い料理は川崎さんが担当する。メニューは「妻地鶏のタルタル」(1,600円)、「都萬牛のタルタル」(2,100円)、「パテ ド カンパーニュ」(1,000円)、「サバとジャガイモのサラダ仕立て」(700円)などを用意する。ドリンクにはナチュラルワインや、「コンブチャ」(900円)、「ノンアルコールモヒート」「発酵林檎(はっこうりんご)とへべす」(以上600円)など自家製のソフトドリンクを用意する。
川崎さんは「2人の修業した先が違うので交わることで良いものができる」と話す。宮下さんは「宮崎の食材だけでなく、日本海の魚や熊本の野菜など良い素材を選んでいる。夜のディナータイムはワイワイとにぎやかな店に、9月からスタート予定のランチはかっちりとした内容のコース料理にしたい」と話す。
営業時間は18時~24時。火曜定休。