スパイス料理店「SPICE UP 1983」(都城市上町、TEL 080-2745-0088)が、オープンして2カ月がたった。
12月15日にオープンした同店。以前はイタリアンだった店舗を工務店「INDIGO WORKS」(都城市)がリノベーションした。店内装飾はドライフラワー作家のMEGUMI NAGANOさんによるもの。アイアン素材などを組み合わせたドライフラワーと存在感のあるパネルで個性的な内装に仕上げた。カウンター席とテーブル席の間には若干の段差があり、ステージとして活用できる。店長の中村泰我さんは「今後はミニライブなども考えている。お客さまが楽しめる空間をいろいろな形で提供していきたい」と話す。
看板メニューのスパイスカレーは「SPICE CACTUS」(串間市)の深江智英さんが監修する。店長の中村泰我さんは「当店のカレーは、スパイスの豊かで深い味わいと食べやすさが特徴。スパイスカレー好きにはもちろん、スパイスカレーは初めてという方にも自信を持ってお薦めしたい。私自身、毎日カレーの匂いを嗅いでいるのに飽きずについつい食べたくなる」と話す。
スパイスカレーは「チキンカレー」「キーマカレー」(以上1,050円)、「2種盛り」(1,250円)など。「スパイシーチーズピザ」(1,050円)、「スパイシー唐揚げ」(600円)、「スパイシーポテトフライ」(500円)など各種フードメニューを用意する。いずれのメニューも100円増しでテークアウトにも対応する。
オリジナルドリンクはグローブやカルダモンなどを使った「自家製クラフトコーラ」やショウガにスパイス、香草を加えた「自家製ジンジャーエール」(以上600円)などを用意する。
中村さんは「スパイスには体の調子を整えるさまざまな効果がある。スパイスカレーは免疫力アップの宝庫。元気が損なわれがちな今だからこそ『おいしくて体に良いもの』を提供していきたいと思う。スパイスの力でお客さまの気持ちを上げて地元を元気にしていければと思い、店名も『SPICE UP』とした」と話す。「夜は『生搾りサワー』をメインにナチュラルワインやクラフトビールも取りそろえたサワースタンドとしてやっていきたい。コロナとの兼ね合いで営業時間も形態もその都度変わるが、状況が許せば飲みに来てもらいたい」とも。
営業時間は11時~20時(状況に応じて変更あり)。日曜定休。